販売信用とは、お店が商品やサービスを後払いで販売することです。
この販売信用には2種類あります。
ひとつは、クレジットカードを利用した買い物(クレジットカード買い物)がこれに相当します。
もうひとつはほとんどの方が経験していると思いますが、金額が大きな商品を買うときに「ローンを組んで買いました」とか「月賦払いで」とかいいますよね?これがそうで、個品割賦(買い物クレジット)と呼ばれています。
平成16年度でクレジットカード買い物の信用供与額は29兆円を超えています。一方の買い物クレジットは約11兆円。これだけですでに約40兆円のお金が動いてしまってます…。なんと言うことだ。
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平成16年度にはクレジットカードの発行枚数は2億7千万枚。
2億7千万枚と言えば日本国民1人あたり2枚以上持っていることになります。実際にはカード審査を通る人はこの中でも限られてきますので、1人当たり3枚以上の発行枚数になります。
なぜこんなにたくさん発行されているのでしょう?
今やクレジットカード産業に参入する業界は信販会社や銀行系に限らず、流通、通信、自動車、航空会社など様々な業界が参入しています。これによって各社の様々なサービスや特徴がカードを使うメリットとして商品化され、カードの種類も枚数も増えていると思われます。
現金で支払いをした場合、ポイントもキャッシュバックも無いのに、クレジットカードで支払うと様々な特典が付いてくる。これはやっぱりカードを使いたくなっちゃいます。
このような背景があり、私たちもクレジットカードの利便性に慣れてきたため1枚ではなく、2枚目、3枚目と持つようになってきました。
でも実際に利用するかーどはメイン1枚、サブ1枚くらいですかね。
日本でもすでに市民権を得たクレジットカード。利用場面も様々ですが、どれほどの人たちがカードで支払いをしているのでしょうか?
クレジットカードで支払いできるところが増えてきても、やはり現金支払いが多いのが日本の現状です。日本は未だに現金至上主義が抜けていないのかもしれません。
聞くところによると、クレジットカードでの支払いは全体の10%ほどらしいです。そしてアメリカ23%、お隣の韓国ではなんと59%だとか。
進んでいる国は進んでいるんです。さすがIT王国韓国。