クレジットカードを作りたいけど、どこに行けば作れるんでしょうか?
流通系(デパートや百貨店)では、ほとんどカードカウンターがありますので、その場で申し込みができます。
例えばセゾンカウンターでカードを申し込むと20~30分待てばその場でカードを受け取ることができますし、自宅でオンライン申込みをした後指定のカード受取場所(全国に37カ所あります)で即日発行してもらえます。金曜日の夜にオンライン申込みをし、土曜日にカードを受け取ってからそのままショッピングも可能です。
ネットで申し込み、即日カード発行の場合
1.オンラインで受け取り場所の指定し必要事項を書き、
申込みを行います
2.折り返しE-mailで受付完了のメールが来ます
3.(本人確認のため)申込み確認の電話が来ます
4.審査結果を知らせるE-mailが送られてきます
5.あらかじめ指定した場所へカードを受け取りに行きます。
注:カードの受け取りにはメールで送られてきた受付番号とと、本人確認用書類(運転免許証など)、金融機関の届け印・キャッシュカード(通帳)を持って行く必要があります。
ネットで申し込み、スピード発行の場合(通常こちらが一般的)
1.オンラインで必要事項を書き申込みを行います
2.折り返し(10分程度)E-mailで審査結果のメールが来ます
3.カードと入会申込書が送られてきます
4.入会申込書と本人確認書類(運転免許証のコピーなど)を返送します
5.カード会社に書類が到着し、確認された後カードが利用できます
ほとんどの場合1週間から10日ほどでクレジットカードが使えるようになりますが、申し込み本人が学生であったり、過去の支払い状況が悪かったような場合審査に時間がかかることがあります。
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便利で手放せないクレジットカード。
何故ここまで用途が広がってきたのでしょうか?クレジットカードは便利なことばかりでしょうか?
私たちはクレジットカードで支払うことで、その場でお金を支払うことなく商品を持ち帰ることができます。
ではお店は?
そうです、お店は一時的にカードで支払われた商品をお客に渡すためその場で現金を回収できません。一時的なリスクがあります。でも支払い要求はクレジットカード会社にされるため、クレジットカード会社がお店に商品の代金を支払います(実際には手数料などを差し引きされます)。
ここで全てのリスクはクレジットカード会社が負っているわけです。もしかしたら商品を買ったお客は支払わずに逃げるかもしれないし、何らかの事情で破産するかもしれない。
考えると危ないように思えます。でも、お客は商品をその場で手に入れられますし、お店は現金を持たない客の購買意欲を削ぐことなく商品を販売することができ、チャンスロスを減らせます。
こうして販売チャンスが増えるお店にとって、クレジットカード会社へ払う手数料は決して高い物ではなく、むしろ販売増の恩恵を享受しています。
そして一番のリスクを負うはずのクレジットカード会社は、立て替え手数料やカード所有者からの年会費などの収入により、代金を立て替えるリスクを冒してもあまりある利益を受けることができるのです。
でも最近はカードの競争が激しくなっており、1人当たりの粗利が減っているため、薄利多売の状態で、いかに多くのカード所有者を獲得するかが重要になっているようです。
クレジットカード会社が私たちにカードを発行する際、また買い物クレジットを利用するときにローンを組む際、こんな時は消費者信用のベースとなる個人の信用を審査して、カードの発行をしたり買い物クレジットができるようになります。
その審査は何を基準にしているのでしょうか?
実はカード会員の購買情報や返済情報をデータベースとして蓄積している機関があり、ここに問い合わせて確認しています。
普通申込書を見ただけでは過去の支払い履歴など分からないですし、カードを発行して本当に大丈夫かどうか判断がつきません。
この部分の判断を過去の支払い履歴から行えば、少なくともむやみやたらに支払い能力のない人にカードを発行してしまう確率を減らすことができます。
その信用情報を持っている機関は、銀行系、信販クレジット系、消費者金融系などいくつかあります。
・全国銀行個人情報センター (銀行系)
・CIC (信販系、カード会社など)
・全国信用情報センター (消費者金融系)
これらの信用情報機関の持つ情報にはプラス情報とマイナス情報があり、プラスの方は購買情報や残高などの情報で、マイナス情報は主に支払い遅延などの事故情報があります。
ブラックリストとは支払い遅延などを繰り返し行うような、問題となる債務者を一覧にした物。
このブラックリストは信用情報機関に系列にかかわらず共有されています。従って名誉を挽回するためには長期間にわたり問題となるような行動は慎まなくてはなりません。
毎月一定の負担で、欲しい物が今すぐに手に入るリ『ボリビング払い』。
たとえば…
先月リボ払いで4万5千円の買い物をしました。この商品の今月分の1万円を支払いました。でも、今月またリボ払いで3万円の買い物をしてしまいました。先月と合わせると合計7万5千円の買い物です。でも、来月も支払いはやっぱり1万円。
いくら買っても毎月1万円で良いのか〜。なんだかとても得した気分♪
リボ払いは月々の支払いを押さえるため、本人は自覚無しに、消費意欲はそのまま継続する不思議な力があります。
毎月の支払額に負担が少ないためについつい限度枠まで買い物を続けてしまう事があります。名付けて『リボ払い症候群』。
リボルビング払いの落とし穴です。長期的に少額の支払いを続けることは、それだけの残高に金利・手数料がかかってくることをお忘れ無く。一括での支払いに比べると10数%とか20%とかよけいに払う羽目になるかもしれません。
クレジットカードには年会費無料の物から1万数千円の会費がかかる物まであります。その付帯サービスや自動付帯保険などの内容は様々ですが、年会費やカードのグレードによって、カードの利用限度枠が決められています。
買い物で利用する場合の利用限度枠、キャッシングで利用するときの利用限度枠、またカードローンとして使用するときの限度枠。ほとんどのカードはこれらが別々に設定されています。
買い物の利用枠は分割払いやボーナス一括支払いなどの、支払い方法や等は関係なく、それぞれの支払いの合計金額のことです。
この利用限度枠は、カード利用状況によって変更されることもあります。普通に正しく使っていればその利用限度枠が引き上げられたりします(信用度アップのときなど)。
利用限度枠が広がっても、生活習慣を変えなければ必要以上の利用枠である場合が多いため、引き上げられたと浮かれて使いすぎにはご注意!